【タロットカード 「女教皇」が示す向かうべき方向】


【はじめに】


こちらでは、タロットカードの女教皇(ハイ・プリーステス)の意味について紹介します。

 

同じカードを引いたとしても、仕事や恋愛など、どの問題を読み取るかで内容が変わってくるのがタロット占いの特徴です。


タロット占いは、占い方法やカードの解釈によって内容が変わりますが、今回は女教皇のカードを解釈していくにあたって、女教皇のカードの意味や正位置、逆位置についての基本的な知識を紹介していきます。


最初から全てを覚えようとせずに、カード一枚一枚の意味をしっかり感じるように読んでいただければ幸いです。



【タロット 女教皇について】

女教皇のカードは、慈悲深さ・気高さが印象的なカードで、清らかで静かながら大きな愛で見守る雰囲気があります。

  

タロットは数秘術と深い関わりがあるため、数字からも意味は読み解くことができます。

2はバランス・協調性を表し、優しさや包容力を暗示する女性性の強い数字です。

 数字の1が男性を表すのに対し、数字の2は女性を表しています。

 2は「光と闇」「陰と陽」「善と悪」など、相反するふたつのものを表すとともに、二元論の基本となっているのです。

 

「2」が気になる時は、以下の暗示が出ているようです。

 今まで別々のことと捉えていたのを同じカテゴリーとして考えると前向きな発見がありそうです。

 曖昧な態度や返事は相手も自分も混乱させてしまうので、失敗を回避するために心がけてみましょう。

 

 

カードのモチーフは、伝説上の人物・女教皇ヨハンナという一説があります。

カトリック教会では女性が司祭以上の職に就くことを想定していないため、現実には存在しないものとして扱われます。



「教皇」と同じような教皇冠を頭に乗せ、最も位の高い女性であることを表しています。同時に修道女あるいは尼といった聖職に就いていることを表現しています。



女性の持つ書物は、「TORA」(トーラー)と書かれた巻物が、ベールで半分見えなくなっています。これは「宇宙の真理というものは、人間には容易に理解しがたい」ことを意味していると解釈されます。

 

白と黒の二つの柱があることからみえるのは、先に述べたように2という数字はバランスを表します。このカードには「知性と感情」「試練と愛」「慈愛と性愛」などのバランスが描かれています。また、「今とこれから」といった現在と未来の境目ともいわれています。



頭上には女神の象徴とされる、三日月と満月を表す冠を被り、足元にも大きな三日月が掲げられているのは、神秘性を物語っているといえるでしょう。


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【女教皇と女帝の比較】

『女教皇』が未熟で成長過程の途中であるなら、『女帝』は成熟した大人の女性の魅力や資質を備えた存在です。

両者は別の存在ではなく、成長するための試練を持ち前の賢明さと学ぶことへの努力をもって乗り越えた『女教皇』は、感性豊かな『女帝』へと変化します。



「女教皇」という、カードによっては女占い師が描かれている場合もあり、非現実の世界、閉鎖性や消極性を示しています。孤高で、このカードは愛においてもまだ未熟さを示していますので、潔癖でプライドの高い、冷静なタイプを示します。

 

マイナス面としては、人を寄せ付けない面や、利己的だったり、感情的でヒステリックな面を示すこともあります。




一方、「女帝」のカードは母性のシンボルです。現実面での母性で、実際に母親になるカードですから、愛し、愛される喜びを知っていますし、華やかさも同時に兼ね備えていて、「慈しみ、育む」という満足感を示しています。



【タロットカードの女教皇が示す恋愛】



恋愛に関する悩みを解決するために、タロット占いを利用される人は多いです。


「あの人は私をどう思っているんだろう」

「恋人は、将来について何か考えているんだろうか?」


このような「相手の気持ち計りかねている」という不安は、

恋愛に関するご相談のひとつとしてよく聞かれます。



この章では「恋愛」「相手の気持ち」で【女教皇】のカードが出たときの解釈について述べていきます。


女教皇のカードは「知性」「静観」「洞察力」をキーワードとしていて、

恋愛に関しても情熱的というよりはクールで理性的な雰囲気を感じさせます。


また、プラトニックさを表現したカードでもあります。ドキドキする刺激的な恋愛感情は感じにくいですが、相手は真剣な目で人としてのあなたの魅力を感じていることを暗示しています。


ただし、女教皇のカードは「動くこと」よりも「とどまっている」の意味合いが強いカードです。思慮深さや慎重さが強いと、2人の距離が中々縮まらなかったりすることもあるかもしれません。ゆっくりでもお互いにとって心地良い落ち良いペースで関係を育んでいくと良さそうです。


【女教皇の正位置の意味】



キーワード:知性、理性、安心、聡明、期待、満足、直感


女教皇のカードが正位置で出てくると、知性や理性など知識を得ることや、冷静に物事を判断し対応している姿を意味します。

 

積極的に物事を進めるのではなく、他者の助言を素直に聞き入れたり、直感を信じてゆっくりと物事を進めることで、明るい未来が待っていることを示しているカードです。


包み込み育むような安心や心の充足を表し、物質的な豊かさよりも精神的な心の豊かさを象徴しています。


相手と万が一ケンカになったとしても、心配は無用です。しっかり話し合い、あなたの意見を相手に伝えてみましょう。それぞれの想いを言葉にすることで、お互いに冷静になれそうです。


一時の感情に振り回されず、理性的に物事を判断することを訴えているので、冷静な判断ができるように気持ちを切り替えることを意識すると、新たな視点が見えてきそうです。


出会いを求めている人は、恋愛にどこか神聖なものや、自分の信じる清らかな理想を求めているのかも。強い憧れになってしまっている節もあります。


【タロット 女教皇 正位置  相手の気持ち】


相手は、あなたのことを賢く信頼できる人だと思っています。もしくは、清楚さをあなたに感じているようです。精神的な結びつき、ご縁のようなものを感じているはずです。


あなたに対して気持ちを伝える等の明確なアクションを起こすというよりは様子を伺ったり、思考を巡らせていて、2人の関係に進展がみられるには時間がかかりそうです。思い切ってあなたから動くと変化がみられるかもしれません。


ただ、恋愛関係や結婚できるかは、別問題になりそうです。相手は、理想を投影してこちらを見ている可能性があり、汚してはいけない存在と感じているのかもしれません。


交際中の方は、お互いに心から信頼できるお付き合いができているでしょう。精神的な結びつきが強く、一緒にいると癒される関係です。


復縁を望む人は、自分が以前よりも成長した姿を見せることで、復縁ができる可能性が高まります。相手も冷静な状態なので、情に訴えかける方法は効果が期待できません。どうして別れに至ったのか、原因をしっかり深掘りして自分磨きに励むこともオススメします。



【女教皇の逆位置の意味】

逆位置の意味を読み解く前に、ポイントをおさえましょう。


カードが逆位置で開かれると、

正位置の状態が以下のようになっていると考えられます。

 

 

・弱くなった、機能しなくなった。

 ・その領域に達成するための課題や伸び代があること。

 ・特性が多すぎたり少なすぎる状態。



正位置と逆位置は表裏一体で長所や見直すところも、紙一重な場合があります。

逆位置ばかりが出たときは、まずはカードの1枚1枚そのまま読んでみましょう。

 その時の気持ちや行動の変化で、逆位置から正位置に180度状況が変えることができる可能性を秘めています。チャンスとしてとらえることで、受け取り方も変わってきます。


他には、体調がすぐれない・集中できないなど、リーディングする人の状態で逆位置ばかりが出ることもあります。

質問の仕方やタイミングが適切ではないことを表すこともあるので、当てはまることがないか考えてみましょう。

 

キーワード:物事を後ろ向きに捉えてしまう、現実から目を背ける、相手の良さを認めにくい、やる気が起きるまでに時間がかかる、物事を疑いがち

女教皇のカードの意味で最もわかりやすいのは、相手への気持ちが強くなりすぎて、冷静さを欠いて感情的な現状です。

 不安な気持ちを持て余し、周りを疎かにしてしまうこともあるので要注意です。

そんな心が不安定な中、自分の力だけで突き進もうとしても問題解決の方向性は見えにくいでしょう。

 

正位置でも述べたように、女教皇のカードは心の充足に関わるカードなので、逆位置になると、愛情を感じにくく、心が渇いている状態に陥っていることを意味します。

そんな愛情の飢えからの行動が、周囲も自分も良くない結果につながってしまうのです。

 

【タロット女教皇 逆位置 相手の気持ち】

 

相手はあなたのことをとてもきっちりしていて、細やかな神経の人と感じていそうです。知的な部分は素敵ですが、やりすぎてしまうと、時には近寄りがたくなってしまう可能性もあります。


あなた自身は感情的になり、自分が見えにくい状態ともいえます。後ろ向きな気持ちが強くなってしまっていそうです。


自分の長所に目が向けられなくなり、コンプレックスや自信のなさから、恋愛に対してネガティブなイメージが先行してしまいます。

 恋愛に対して投げやりな思いや、相手との関係に変化がありそうでも、自分の気持ちを出すのをためらったり、不信感を持ってしまったりするでしょう。自分の言動から関係の悪化を招いてしまうかもしれないので要注意です。


相手はあなたと仲良くなるキッカケを探しているかもしれないので、親しみやすさを意識してフレンドリーに接することが吉です。

 

違和感を感じることがあるのなら、「相手にどう伝えると自分の思いが伝わるか」という視点で話すと、受け取る側の印象も変わりそうです。どうしても許容できないことがあるのなら、適度な距離感を保ってみるのもひとつの方法です。


片思いの場合は、自分に興味を持ってもらうためにできることがありそうです。相手との共通の話題や、相手が知りたいことを先回りして調べておくと、話題が広がります。焦らず、少しずつでもお互いのことを知っていける時間を楽しむつもりでいましょう。


交際中の場合は、相手との行き違いを教えてくれています。行き詰まりや打つ手がないと感じるならば、まずは自身の言動を振り返ると見えてくるものもありそうです。


相手に対して意見をしたくなるのは、相手に原因があるばかりではなく、自分に心の余裕がないために視野を狭めているのかもしれません。神経質になりすぎず、柔軟な心を持てることで、あなたも穏やかに過ごせそうです。


復縁を望んでいる方は今がタイミングではなさそうです。復縁が叶うための課題があることを暗示しています。

 

相手の中に別れた痛みが残っているので、冷静に、前向きな気持ちで恋愛ができるには、時間の力を借りることが必要です。しばらくの間、アプローチは控えて。再会したときに良い意味で、相手の期待を裏切れるように自分磨きをすることをオススメします。

 

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【まとめ】



女教皇は、聡明な知性と精神性をもった女性のイメージをもつカードです。このカードが出た場合、今後は落ち着いた状況になっていくでしょう。


バランスよく安定した状態に導いていける知性や安定を表しています。


比較的、解釈の幅が限られています。絵柄のとおり女性のカードの中でも、気品や知性を兼ね備えた、社会性の高い女性を表しており、理性の有無や公的な立場でのアクションを表すことが多くなります。

女教皇のカードは「答えはあなた自身が一番よく分かっている」と自分の答えを見直すことを促すことが多いようです。


もしあなたが、今困難な状況に立っていて、解決するのは簡単ではなく問題が山積みしているかもしれませんが、その解決法はあなた自身が知っているはず。


正位置では、パブリックな立ち位置において、公私混同しないしっかりした態度、女性の品行方正な立ち振る舞い。感情に支配されず、冷静沈着でなおかつ配慮に長けた人物像です。


逆位置では潔癖で感情的、女教皇の長所が過剰に出たり裏目に出ている状況です。感情的で理性や知性が二の次になりがち。寛容になれず、攻撃的な感情を人に当てつけてしまったり、余裕の無い状態です。


カードがどのような暗示をしていても、アクションを起こすかどうかはあなた次第です。結果につながるのに時間がかかっても、その行動を継続していれば、現状は少なからず変わっていて、好転も望めるでしょう。自分の決断に自信を持って前に進みましょう!



あなたの中の知的な部分や他者への配慮、自分を律する気持ちを女教皇のカードは愛されるべき素敵な長所と後押ししてくれています。

恋愛において何か思いを巡らせることがあれば、タロットに問いかけてみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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