【プロ占い師監修】手相占い 利き手の手相で見る運勢

【プロ占い師監修】手相占い 利き手の手相で見る運勢

はじめに

手相占いは、手のひらに入ったシワである「手相」で現在の状態や今後の状況を見る占いです。

「手相」にはその人のこれまでの人生や、これからより良い未来に進んでいくためのヒントが詰まっています。

また「手相」はそのときの状況に応じて、日々変化するということも大きなポイントです。

その人の状況や環境、考え方が変わったりすれば「手相」も変化します。

「自分の未来を変えたい」と目標を持って行動すれば、「手相」もまた変わるのです。

 

今回は手相占いの基本となる「生命線」「運命線」「金運線」「結婚線」の見方と、手相を見る際に右手と左手のどちらで見るのがいいのかについて解説します。

 

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手相は左手と右手、どちらを見ればいいの?

手相を見るときに、右手と左手のどちらを見ればいいのでしょうか。

これについては、流派や見る人によっても意見が分かれるところです。

 

手相には、利き手と利き手の逆の手でそれぞれ違った意味があります。

利き手の手相があらわすのは今現在の自分の状態と、そこから想定できる未来、利き手の逆の手相があらわすのはもともと生まれ持っている性質や性格、才能です。利き手の手相はそのときの状態や状況に合わせてどんどん変化していきます。

 

ちなみに利き手の手相と逆の手の手相を見比べてみて、利き手の手相が利き手の逆の手相より良い相ならば、自分がもともと持っている実力や才能以上に努力をして、結果を出せている状態だということになります。利き手の逆の手相が利き手の手相より良い相の場合は、これからまだまだ自分の才能や実力を発揮して、さらに飛躍できる状態にあるということです。

 

一般的に手相占いをする場合、もともとの性質がどうなのかということよりも、今の自分はどういう状況なのか、これから先どうなっていくのかを気にすることが多いのではないでしょうか。

そういったことから、手相占いを始めたばかりのうちは利き手の手相を見ることを見ることをおすすめします。

 

以前は「男性は左、女性は右」などといって、男女で見るべき手が違う、といった説もあったようです。ですが現在は、そのようなことを気にする人は少なくなっているようです。

 

利き手の手相で見る生命線

手相占いといえば、生命線が長いかどうかで長生きできるかを判断する場面を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

一般的に生命線が長ければ寿命も長いと思われることが多いようです。

しかし実際は生命線の長さや濃さ、太さ、どこから始まっているか、一本線なのかそうでないのかを総合的に見て、健康状態や生命力、病気やケガの可能性を判断していきます。

 

利き手の生命線があらわすのは今現在どのような健康状態なのかということや生活習慣などが今後にどのような影響を及ぼすか、そして今後へのアドバイスで、利き手の逆の手の生命線があらわすのはもともとの体質に関わることです

 

 

今回は、利き手の生命線があらわす意味について解説します。

 

ところで生命線とは、手のひらの中でどの位置にある線なのでしょう。

 

生命線は人さし指の付け根と親指の付け根の間から始まり、親指の付け根下のふくらんだ部分を囲むようにして手首の方に伸びる線です。

生命線がない人や、2本や3本、それ以上ある人もいますが、1本の生命線が親指下のふくらみ周りを囲むようにして伸びている人がほとんどなのではないでしょうか。

生命線が囲んでいる親指付け根下のふくらみを「金星丘」と呼びます。この「金星丘」はその人の生命力をためる「貯蔵庫」です。

広ければ広いほど、その人は生命力をため込んでいるということになりますので、手相を見る際にはこの「金星丘」の広さも合わせて見てみてください。

 

そして生命線は、この「金星丘」を守る壁のような役割を持っています。

生命線のカーブが大きいと「金星丘」の面積が広くなります。そして生命線が濃く、太いものならば「金星丘」が強い壁でしっかり守られており、その人の生命力や体力が強いまま保たれるということです。

 

これからは生命線を見るときのポイントについて説明します。

様々な要素を組み合わせて、生命線が指し示す状態を読み取って見てください。

 

生命線が長い人

 

長生きの体質を持っている人です。

万が一病気になったりケガをしたりしても、生命力が強いので回復が早いでしょう。

もともと活力や意欲に満ちているので、病気やケガに対する抵抗力、免疫力が十分にあるのです。

生命線が手首のあたりまで伸びている人は、相当な生命力や気力があります。

しかしそのことに甘えて不規則な生活を続けていると、体を壊してしまいます。油断せず、体調に配慮して生活するようにしましょう。

 

生命線が短い人

「金星丘」の終わりまで生命線が届いておらず、その隙間から生命力がこぼれてしまっている状態です。

とはいっても長生きできないということではありません。やや抵抗力が弱く、油断すると体調を崩してしまったり、ケガをしやすかったりする傾向があるので、体調に気をつけて生活すると良いでしょう。

 

生命線が濃い、または太い人

生命線が濃ければ濃いほど心も体も健康で、気力や活力に満ちあふれているということになります。万が一病気になったり、また困ったことが起こったりしてもくじけることなく、前に進んでいける力がある人です。

パワフルに人生を切り開いていけるので、起業や人の上に立って周りを引っ張っていくような職業が向いています。体力もあるので、体を使った仕事も向いているでしょう。

 

生命線が薄い、または細い人

繊細で、周囲の雰囲気や環境、状況に敏感な人です。体調を崩しやすい面があるので、気をつけて過ごすようにしましょう。

センスが良く感性が豊かなので、芸術家やクリエイターといった仕事に向いています。

 

生命線の張り出し方について

さて次は、生命線の張り出し方についてです。

 

標準的な張り出し方

人差し指の下あたりのラインまで、カーブが張り出しています。

健康状態でいえば、最も平均的な状態です。

「ここで頑張らなくては」という場面では力を発揮しますが、無理が続くと疲れが出てしまいますので気をつけましょう。

 

大きく張り出した生命線

標準よりも体力や活力ある人です。心身ともに頑丈さがあり、少しくらいのことではくじけたり、へこたれたりしません。強い精神力で苦難を乗り越えていくことができます。周りから頼られることも多いようです。病気やケガにも強いので、仕事でもプライベートでもパワフルに活動できるでしょう。

 

張り出しが小さな人

生命線の張り出しが人差し指と中指の間に届かない人は、外でパワフルに動くよりは家の中で細かな作業などをするほうが向いているようです。心身ともに繊細で細やかなタイプなので、ストレスなどをため込みすぎないよう注意しましょう。

周りの環境や状況に合わせて柔軟に対応していけますが、無理をしやすいタイプでもあります。自分が無理なく進んでいける道を選ぶといいでしょう。

 

生命線の形

次からは生命線の形について見ていきます。

 

二重生命線

多くの場合、生命線は1本ですが、中には生命線が2本並んである「二重生命線」の人がいます。

「二重生命線」を持つ人は、病気やケガに強く体が丈夫な人です。

生命線は本数が多ければ多いほど、気力、体力が強くなります。

 

離れ型

生命線と頭脳線の始点は、大体の場合くっついています。この2つの線の始点が離れている「離れ型」は周りの空気を読まない、マイペースタイプの人に多い手相です。

「KY線」や「変わり者線」と呼ばれることもあります。

この「離れ型」の手相を持つ人は、周りに流されることなく自分をしっかり持ち、行動力もあるので、自分が決めた道をどんどん進んでいくことができます。

 

慎重型

生命線と頭脳線の始点は大体の場合重なっているのですが、この重なりが2センチ以上になる人は慎重で穏やかなタイプです。争いごとは好まず、自分の意見より周りの意見を尊重することが多いのではないでしょうか。自分が正しいと思ったときには、堂々と意見を出してみてもいいかもしれません。

 

鎖状

生命線が、細かな輪っかがつながった鎖状になっている場合には、心身ともに繊細でデリケートなタイプです。周りに気遣いができる人ですが、それがもとで体調を崩すことも多いようです。上手にストレスを発散する方法を見つけましょう。

 

利き手の手相で見る運命線

運命線は、手のひらの中央に入っている線です。始点は人によってさまざまで、中指の中央に向かって伸びています。

 

ほかの線とは違い、運命線は線の長さや太さ、形の個人差が大きい線です。くっきりと出ている人もいれば、ほとんど見えない人や、運命線自体がない人もいます。

 

運命線は今後どのような人生を歩んでいくのか、どのような未来が待っているのかをあらわす線です。左手の運命線は今現在どれくらい生活に満足しているかということや、どのような目標を持って進んでいるかで変化します。

大きな人生の転機があって精神的な変化が起こった場合などに運命線が変化することが多いので、確認してみてもいいかもしれません。

 

運命線を見る際には、本数や濃さ、長さはもちろん、途中で切れているか、運命線の上に分岐やサインなどがあるかなど、いろいろな点を総合的に見るようにしましょう。

 

運命線が濃くて長い人

自分自身で「人生が充実している」と判断している人です。

特に濃い運命線が1本、中指の根元近くまで続いている人は、人生の目標をしっかり持って努力し、前に進んでいます。

 

運命線が薄い人

今はまだ、人生の目標を探している状態のようです。

現状に満足していて変化を求めていない人や、周りを気にすることなく自分なりにゆっくり進んでいる状態の人だという可能性もあります。

 

運命線がない人

自分で運命を切り開くより、そのときの環境に柔軟に適応し対応していく人です。

職場や友人の間では、その場の雰囲気を和ませたり盛り上げたりする、愛されキャラの人が多いようです。

 

天下取りの相

手首から中指の付け根まで、まっすぐ伸びている運命線は「天下筋」「天下取りの相」などと呼ばれ、最高の強運をあらわしています。

自分を信じて堂々と進んでいけば、天下を手にすることも夢ではありません。

組織の一員として働くよりも、起業して周りを動かすほうが向いています。ただしその強いパワーで、ワンマンになりがちな傾向があるので注意しましょう。

 

二重運命線

濃くて長い運命線が2本ある人は、仕事運に恵まれています。

センスが良く明るい人が多いので、周りに応援を受けながら、自分の力で成功へまっすぐ進んでいくことができるでしょう。余計なことは考えず、流れに身を任せていて大丈夫です。

本業をしながら副業もうまく進めるなど、「2足のわらじ」も上手にはきこなすことができます。1つのことに力を入れつつ別方向の展開を望むことも可能なので、2つのことがらを同時に進めても心配いりません。

 

基本の「4線」でM字を形成している

基本の「4線」である生命線、感情線、頭脳線、運命線がうまく組み合わさってMの文字を作っている手相は、とても幸運な相です。

生命力が強く頭脳明晰で、感情が乱れることもなく強靭な精神力で成功を掴むことができるでしょう。

努力を惜しまない面もあるので、周りからの援助にも恵まれます。

自分を信じて前に進んでいくことで望んだ展開を手にできる、とても強運な手相です。

 

運命線の始点や切れ目で人生の転機を見る

 

運命線の始点や切れ目の位置を見ることで、その人の人生の転機が何歳ごろなのかを見ることができます。

手首の位置を1歳として上に行くほど年齢が進み、頭脳線と交わるあたりを35歳、感情線と交わるあたりを50歳と見るのが一般的です。

頭脳線のあたりで運命線が切れていれば、早いうちに才能が開花する天才肌といえます。

逆に頭脳線の上から運命線が出ていれば、年を重ねてから徐々に結果が出る大器晩成型です。

運命線が途中で切れて、その先からまた始まっている人はその場所に対応した年齢で人生の転機が訪れ、環境や状況などが変わることが考えられます。

 

利き手の手相で見る金運線

金運線は、中指と小指の付け根あたりに伸びている線です。

始点はその人によって様々ですが、中指と小指の付け根あたりまで伸びていれば、その線は全て金運線として見ます。

商売の才能や仕事に対する姿勢によってもたらす財運、また現在や今後の金運についてあらわす線です。

 

濃くはっきりした金運線が1本くっきりあれば、現在はとてもいい金運です。

金運線が細かく切れている場合は、金運は少し低迷しているのかもしれません。

金運線が薬指寄りに何本かある場合、金運はいいのですが入った分だけ使ってしまうので、お金が貯まらない傾向があります。

 

金運線が感情線を始点にして薬指の付け根まで伸びていたら、堅実な金銭感覚の持ち主です。抑えるところと使うところの見極めがきちんとできるでしょう。

 

金運線が短い、またはない人は、大きな夢を追いかけてお金に執着がないタイプです。

 

利き手の手相で見る結婚線

 

結婚線があらわすのは一般的な「結婚」だけではなく、人生のパートナーを得るかという大きなテーマです。ですので、片思いや不倫などでも、本気な思いならば結婚線に状況や状態があらわれます。

 

結婚線は、小指の付け根のあたりにある横線です。その時の状況や状態によって変化しやすい線ですので、こまめにチェックすると現在の状況やその先の展開による変化に気づけるかもしれません。

結婚線はその位置や本数、太さ、長さで結婚や恋愛運があらわれる線です。

さらには結婚する時期や、その後の夫婦生活についても見ることができます。

 

結婚線は左右どちらの手を見ればいいのか

では結婚線は右手と左手、どちらを見て判断すればいいのでしょう。

利き手の結婚線は現在の状態や状況を踏まえた上で意識している「実際の結婚運」、利き手と逆の手の結婚線はもともとの本能から考えている「理想の恋愛、結婚観」をあらわしています。
ですので、一般的に言われる「結婚運」を見たいときには利き手の結婚線を見るといいでしょう。

 

もし恋人同士で1人には濃い結婚線、もう1人には薄い結婚線という場合でも心配する必要はありません。

どちらか1人に濃い結婚線があれば、線があらわす時期にその2人は結婚することが十分に考えられます。

 

結婚線の本数と濃さで見る結婚運

結婚線の本数があらわすのは、結婚のチャンスがどれだけあるかということです。

 

結婚線がなければ結婚への願望が薄いということになり、チャンスが訪れる可能性も低くなります。

今後、結婚への願望が出ることがあれば、結婚線があらわれるでしょう。

 

結婚線が1本だけある場合は、たった1人の人と運命的な出会いをし、大恋愛の末に結婚することになるでしょう。

 

結婚線の濃さがあらわすのは、結婚に対してどれだけ熱量があるかをあらわしています。

結婚線が濃ければ濃いほど結婚願望が高く、薄い場合は結婚願望が少ないということです。

 

結婚線の位置で結婚の時期を見る

小指の付け根と感情線の真ん中あたりに結婚線があれば、20代後半くらいで結婚することになりそうです。

しかし結婚線がその位置にあるからと、何もせず待っているだけでは結婚できない可能性もありますので気をつけましょう。

 

結婚線が感情線に近い場合、若くして結婚するかもしれません。

学生のうちに結婚を意識する出会いがあったり、出会ってから早いうちに結婚まで進んだりするでしょう。感情線も短ければ、迷うことなく結婚まで進みそうです。

 

結婚線が小指に近いと、晩婚になる可能性が高いです。30代や40代になってから、運命的な出会いがあるでしょう。

感情線が長ければ、結婚まで慎重になりすぎてしまい、さらに晩婚になってしまうかもしれません。

 

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まとめ

利き手の手相はその人の意識や目標、環境や状況が変われば、それに応じて変化します。

早ければ、3ヶ月ほどでどんどん変わっていくものです。

 

今現在、手相を見て望む結果が出ていないとしても、今の自分や未来を変えたいと目標を持って行動することで状況が変わります。それにともなって、手相も変化するでしょう。

 

未来の運勢は、決まってしまっているものではありません。今の状態のままいけばこうなる、ということを示しているだけに過ぎないのです。

 

手相占いは「当たる、当たらない」ではなく、「より良い未来に進むためのヒントをくれるもの」です。

手相占いで今現在、自分がどこにいてどういう状況なのかを確認し、なりたい自分、望む未来へ進めるよう人生を変えていきましょう。

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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