タロットカード【21.世界】の意味や解釈<相手の気持ち・復縁・逆位置の意味>

はじめに

 

全部で78枚のタロットカードの中で特によく使われるのが「大アルカナ」と呼ばれる22枚のカードです。英語ではMajor Arcana(メジャーアルカナ)といいます。

 

大アルカナだけを使用する占いの仕方もありますし、さまざまなモチーフとしても大アルカナは使われることが多いので何となく絵柄は知っている、という方も多いのではないでしょうか。

 

0「愚者」から始まった物語は21「世界」で完成を迎えます。

完成を迎えたものはまた新しいステージの0から旅を始めます。そうやって螺旋のように成長していく様子を「章立て」で表すのが大アルカナです。「章立て」なので大まかな運気の流れを読むことに適しています。

 

今回の記事では大アルカナの最後のカードである「21.世界」の意味や解釈、逆位置の捉え方などをお伝えします。

最後までぜひご覧ください。



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タロットカード【21.世界】とはどんなカード?


 

【21.世界】に描かれているもの

 

まるで曼荼羅を彷彿とさせる神秘的なカード。このカードには月桂樹の輪の中で全裸の人物が布をまとって両手にタクトのようなものを持っている姿が描かれています。丸い月桂樹の上下は赤い結び目があり、月桂樹の四隅にライオン・牛・鷲・天使が描かれているのも特徴的ですね。

 

このカードの色に注目してみてみましょう。ほかのカードにはめったに登場しない「紫」が身体にまとう布の色に使われています。月桂樹の輪の上下には赤い結び目、水色の背景は精神性の色であり天空の色であり、神々しさを感じます。

 

描かれている数字は21。数があらわす意味は「2」がお互いに欠けているものを補いつつバランスをとる。女性原理。内向性を意味します。「1」は宇宙創造の数、無から有を生み出すこと、物事を始める力を持つ、男性原理。活動性を示します。

 

ここで注目すべきは四隅に描かれているライオン・牛・鷲・天使。これらが意味しているものは四大元素であり、この世のすべてを作り出すものです。

また、赤い結び目は無限を表すマーク(∞)であり、完全性や完璧性を象徴しています。さらに21という数字も男性原理・女性原理の両方を持ち、完全性を示しています。

さらに紫色や水色は神々しさのシンボルでもあります。

 

以上のことから、タロットカードの【21.世界】はすべてが完璧な状態にあり、完璧な調和にあることが描かれているということがわかります。これまでのあらゆる経験を経て、自分の中に合った矛盾も取り除かれ、本来の自分を解放したような状態・自分の本当にやるべきことに気づいた状態・使命を見出した状態ともいえるでしょう。

 

そしてひとつの物事の完成のあとには新しい始まりが訪れるように、これまでの経験と知恵をもってより高いステージへと登っていくための一歩を踏み出していくことになります。この大アルカナは完成・完璧を示すものであると同時に、今まで掲げていた目標を達成してさらに新しい扉を開いていく・新しいステージへと進んでいくという人間の成長と変容も意味しています。

 

次にカードに秘められたイメージストーリーを読み解いていきましょう。

 

【21.世界】に秘められたイメージストーリー

 

0から始まった旅もこの【21.世界】でいよいよ最後になります。

20までのカードは潜在意識(無意識)、顕在意識(自覚している意識)のどちらかに焦点をあてたものでしたが、【21.世界】でそれらが統合されます。しかもとても良いバランスで。するとどうなるか、イメージしてみてください。

 

私たち人間にとっては物質と精神の満足・充足感を得ることができるでしょう。完全無欠の完成形がこのカードを象徴するストーリーです。

 

物事は四大元素がすべてそろったときに相互作用が起こります。「運命の輪」のカードにもこの四大元素を表すライオン・牛・鷲・天使が描かれていますが、その意味合いは大きく異なります。「運命の輪」のカードでは運命という大きな流れに流されていた人間が、「世界」のカードでは中心に描かれており、心身のバランスが調和して運命を乗り越え、今度は運命を味方につけて流れに乗っていく、そんなプロセスを暗示しているようです。また「太陽」のカードが象徴している「現世界での成功(物質的な成功)」ともスケールが大きく違います。先にもお話したように、「世界」のカードは物質と精神の満足・充足感を得ることを指し示しているので、現世界を超越して精神世界での成功も得た状態といえるでしょう。

 

そしてこのカードには対立するものが描かれていません。それらはすべて統合されているから。描かれている人物は女性のように見えますが実は両性具有者です。21の数字があらわすように男性でもあり、女性でもあります。この人物は今まさに宇宙との一体感を感じているかのようです。

 

現世に当てはめて考えるなら、華々しい成功物語というよりは「周りの幸せは自分の幸せ」と考えることができる状態のように感じます。自分ひとりだけの成功というより、自分がすでに満たされているからこそ周りも満たしてあげたい、それがさらに自分を満たしてくれる、というような無償の愛を感じます。

 

実際のリーディングから読み取るワンポイントアドバイス

 

【21.世界】は「完成」のカードですので一番「良い」カードと考えられがちです。もちろんご縁が結ばれたりより広い視野から見た発展という解釈もありますが、多くの場合「完成」したものをどう捉えるかで変わってくるように思います。

 

自ら築いて来たもの・完成させてきたものをどう使いこなすか、また不必要なものを残していないか、などひとつの締めくくりだからこそ過去を振り返ったり見直しをしたりして次のステージに進んでいくための準備とも読み取れます。

 

逆位置で出た場合、「不完全燃焼」「中途半端」という意味を持ち、なかなか進まない状況を指すこともあります。しかし「完全=これ以上取り組みようがない」という意味合いであらわれる場合もありますので必ずしも悪いことばかりではありません。

 

実際にリーディングする際は、このカードからどんなインスピレーションを感じるか、その世界観をどう見るかを考えて解釈していくため、人によってさまざまな読み解き方があります。あなたの自由な発想力の手助けになれるよう、【21.世界】のカードが出たときの意味を読み解いていきましょう。



【21.世界】が出たときの意味

正位置の意味

 

キーワード:完全さ・充実感・完璧な状態・幸福・喜び・最高地点への到達・究極の調和・ハッピーエンド

 

あらゆる物事の成就のときがやってきました。障害はすべて取り除かれ、あなたがこれまで積み重ねてきたこと・じっくり育ててきたこと・チャレンジしてきたことが見事に完成し、成果へとつながります。

 

今のあなたは不可能を可能にするだけのパワーにあふれており、望んだものをすべて手にすることができるでしょう。

 

今までいたステージからワンランク上のステージへとステップアップし、ここからまた新しい世界が始まります。

 

逆位置の意味

 

キーワード:完了していない・完全ではない・不完全燃焼な感覚・完璧主義に陥る・未練・挫折感・達成後のトラブル・飽和状態・行き詰まり

 

あと一歩のところでうまくいかなかったりスランプに陥ってしまったりと空回りして中途半端な状態で終わりを迎えてしまいそうです。前に進みたいのに進めない…とあがけばあがくほど焦りを感じたり、自信を無くしてしまったりしてしまうかもしれません。

 

もしくは、今のやり方ではすでに「完成」してしまっているため手の打ちようがない・思いつくだけの手を尽くし終えた状態という場合にも出てくることがあります。すでにコップにいっぱい水が入った状態でさらに水を入れようとしてもあふれてしまうように、これ以上はやっても意味がないときにも現れます。

 

どちらの意味合いにせよ、ここで諦めてはいけません。こんな状況だからこそ原点に立ち返って目標を再設定しやり方を変えて進むことが必要だよ、と【21.世界】のカードが教えてくれているのです。

 

目指すべき場所をもう一度見つめ直して再トライすれば必ず望む世界へとたどり着けるはずです。

 

そもそも逆位置とは正位置のパワーや意味合いを持ちながらも、そのパワーが空回りしてしまっていたり、うまく使いこなせていない場合に出ることがほとんどです。もし「逆位置の意味を読み取りにくいな」と感じたときは一度正位置の意味で読んでみて、そのパワーが空回りしたらどうなるか・その意味が裏目に出たらどうなるか、ということを考えてみると読み解きやすくなりますよ。

 

タロット占い 世界のカードの解釈<相手の気持ち・復縁>

相手の気持ちについての占いの解釈



正位置の場合

相手の気持ちを占っていて世界のカードが正位置で出た場合、相手はあなたのことを「意中の人」と見ていると解釈できます。あなたの魅力が最大限相手に伝わっていているため、両想いといえるでしょう。

 

だからこそ、相手と会話をしたりデートをしたりと接する時間を増やしていきましょう。お互いに「両想いだ」と確信を得て、相手と想いが通じ合う最高の瞬間はもう目の前です。

 

逆位置の場合

逆位置の場合、あなたの想いが相手にうまく伝わっていないことを示しています。たとえばあなたの気持ちだけが空回りして相手に正しく好意が伝わっていなかったり、伝わりすぎて重たく感じてしまったりしています。

 

往々にしてがんばりすぎてしまっていることがきちんと伝わっていない原因と考えられますので、一度立ち止まって深呼吸をしましょう。時間をおいて冷静に見つめ直して再アプローチすれば相手との距離がなかなか縮まらずモヤモヤしていた気持ちが晴れてハッピーエンドに手が届くようになるでしょう。

 

復縁についての占いの解釈

正位置の場合

別れた相手との復縁を占っていて世界のカードが正位置で出た場合、スムーズに復縁は叶います。相手とのご縁が再び結ばれ、周りからの祝福を受けながら新しいステージへと進んでいくでしょう。

 

一度別れたからこそお互いの良さに気付きあい、だからこそお互い復縁を望んでいるのです。これからはふたりでピンチを乗り越えてチャンスに変えていけるようしっかりと話し合えば最高のパートナーになっていきますよ。

 

逆位置の場合

逆位置の場合、復縁は叶ってもあとから「本当にこの人で良かったのかしら」と後悔することがありそうです。もしくは、復縁まであと一歩のところで横やりが入る可能性もあります。たとえば相手以外の方を好きになったり、復縁したい方よりももっと素敵な方とのご縁が結ばれて心が揺らいだり、復縁したい気持ちがなくなってしまったり。

 

なので、復縁占いで【21.世界】逆位置が出た場合は、一度立ち止まって冷静になり、「本当に復縁を望むのかしら」ということを考え直す必要があります。じっくりと考える時間が必要なため、復縁が叶うにしても時間がかかってしまいます。

 

しっかりと考え抜いた末に「間違いなく相手と復縁したいんだ」と結論づいたとき、あなたは別れたときよりもとてもパワフルなパワーと運命を切り拓く力を身に着けていることでしょう。

 

だからこそ、この過程を経て復縁した場合は正位置と同じように周りからの祝福を受けながら新しいステージへと進んでいけるだけのエネルギーを手にしているのです。

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まとめ

 

タロットカードの【21.世界】は完全なる調和・物事の完成を意味しています。

 

正位置の場合はハッピーエンドや最高の幸せを得ることができます。達成感やゆるぎない自信・自己肯定感を受け取り、最高潮のまま次なるステージへの幕をあげることができます。

 

逆位置の場合では、そのまま突き進むと不満足な結果で終わったりあと一歩のところで失敗したりする可能性を示唆しています。そうならないために一度立ち止まって冷静になって目標を再設定してから再トライ、でしたね。

 

【21.世界】は非常に強いパワーを秘めており、これまでのあらゆる経験を経て自分の本当にやるべきことや使命を見出した状態ともいえます。

 

そして一つの事象の完成の後には新しい始まりが訪れるように、これまでの経験と知恵をもってより高いステージに進んでいく第一歩を踏み出すことになります。

 

このカードは成就と更新を暗示するものであり、これまで掲げていた目標を達成し、さらに超越していく魂の成長と変容が大きなテーマになっています。

 

タロットカードの【21.世界】が教えてくれる意味や解釈をしっかりと理解してあなたの行動指針にしてくださいね。

 

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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