ホロスコープを使って占う~初心者向け西洋占星術~

はじめに

雑誌やテレビで見る星占いのベースになっているのが西洋占星術です。ただしそこで使われているのは太陽星座だけで、西洋占星術のほんの一部でしかありません。

西洋占星術は太陽の他に9つの天体などを使い、天体の位置や天体同士の角度によってその人の性格や運勢などを占います。その天体の位置や角度が表されているのがホロスコープです。

ホロスコープを作成すれば、誕生日が1日違うだけでかなり異なる結果になることがわかります。

この記事では、ホロスコープの見方と要素、ホロスコープを使った基本的な占い方をご紹介いたします。

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ホロスコープとは?

ホロスコープは天球図といって、特定の時間と場所から空を見上げたときの「天体」の位置が描かれています。

ホロスコープに描かれた天体のイメージを読んでいるのが「西洋占星術」で、特定の人物が生まれた時間のホロスコープをネイタルチャート(出生図)と呼びます。

ホロスコープは、パソコンやスマホがあれば簡単に作成することができます。ホロスコープ作成と検索すれば色々なサイトがありますので、あなたが使いやすいもので作成してください。

ホロスコープで占うには、生まれた時間と場所を特定しておくことが必要です。お母さんに尋ねたり母子手帳を確認したりしておきましょう。もし生まれた時間がわからない場合は、時間をお昼の12時に設定してホロスコープを作成してみましょう。生まれた時間によってはズレがありますが、ホロスコープを読むことに慣れていけば、時間を修正していくことができるようになります。

ホロスコープの見方

ホロスコープの見方についてご説明しましょう。まずホロスコープは、図の上が南です。下が北、右が西、左が東になります。

ホロスコープを見ると、たくさんの記号が描かれています。その記号は大きく4つの要素に分かれます。

  1. 天体
  2. サイン
  3. ハウス
  4. アスペクト

今回はこの4つの要素の中で、特に天体とサインについて説明していきたいと思います。

天体は、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体です。ただし木星・土星・天王星・海王星・冥王星については同じ世代に生まれた人たち共通になります。天体は惑星と呼ばれる場合もあります。

サインはいわゆる12星座のことです。牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座です。

あなたがどのように感じるのか、どのような動きをするのかという解釈を、天体とサインを使って表現することができます。天体とサインの組み合わせで、ホロスコープ上の人物を想像していきます。

ホロスコープ上では、すべてが記号で表されていますので、天体とサインの記号は、できるだけ覚えておきましょう。

 

 【天体】

太陽  ☉

月   ☽

水星  ☿

金星  ♀

火星  ♂

木星  ♃

土星  ♄

天王星 ♅

海王星 ♆

冥王星 ♇

 

 【サイン】

牡羊座 ♈

牡牛座 ♉

双子座 ♊

蟹座  ♋

獅子座 ♌

乙女座 ♍

天秤座 ♎

蠍座  ♏

射手座 ♐

山羊座 ♑

水瓶座 ♒

魚座  ♓

 

ホロスコープの要素:天体

ホロスコープは様々な要素によって成り立っていますが、そのうちの天体とサインがベースになっています。まず天体から説明しましょう。

太陽 ☉

太陽は多くの人がご存知の自分の星座にあたります。ですが太陽星座は生まれつきの性格を表していません。太陽星座は、自分らしい人生を切り開くための生き方やその人の目指す人生に向かう力を示しています。

「どのような人になりたいのか?」「どのような生き方をしたいのか?」など太陽が示すのは、あなたの生き方の根幹にあたります。

【太陽のキーワード】

意識・目的・自己実現

 

月 ☽

月はあなたの無意識に潜んでいます。本能的な感情や欲求、習慣などを表します。月は子どものような、むき出しの感情を表していると言われています。

月が表すことは成長するにつれて理性で抑えられていきますが、あまり強く抑えるとストレスの原因になってしまいます。自分の月を知っておくと、どんな場面に弱いのか、何が心をざわつかせるのかを知ることができます。

【月のキーワード】

プライベート・無意識・安心感

 

水星 ☿

水星はコミュニケーション方法や知性を表します。あなたがどのような方法でコミュニケーションをとるのか、特にどのような方面に秀でているのかを示します。

水星は勉強や仕事にも直結する天体です。自分の水星の特性を活かせれば、勉強や仕事も苦にならないでしょう。そうでないときには、思うようにはかどらない、面白くないと感じてしまいそうです。

【水星のキーワード】

知性・コミュニケーション・思考

 

金星 

金星は愛と美を象徴します。あなたが「いいな」「かわいい」「きれい」「楽しい」「素敵」などと感じるのは金星の働きです。趣味や遊びに関することも金星で表されます。

金星は恋愛に関係しています。男性のホロスコープでは好みの女性のタイプを表し、女性のホロスコープでは男性への愛の傾向を示すとされています。

恋愛だけでなく、興味のあることや好きなことに対して金星の持つ力は大きく働きます。あなたの人生の楽しみや喜び全般を握るのが、金星だと言えるでしょう。 

【金星のキーワード】

楽しみ・社交・愛情・芸術

 

火星 ♂

火星は闘争本能や行動力を表します。あなたが怒ったり、攻撃的になったりするときは火星のエネルギーが表れています。また、あなたが何か欲しいものを手に入れるためには、火星の行動力が必要になります。

火星のエネルギーを恐れてあなたの内面に閉じ込めようとすると、事故やトラブルとなって跳ね返ってくることも考えられます。あなたの火星がどんなパワーを秘めているのかを知り、うまく活用していきましょう。

また恋愛においては、男性のホロスコープでは女性への愛情の傾向を示し、女性のホロスコープでは好みのタイプの男性を表すとされています。

【火星のキーワード】

行動力・積極性・勇気

 

木星 ♃

木星は拡大や発展、膨張を意味します。幸運や成功をもたらすとも言われますが、木星はすべてにおいて拡大する傾向が強まります。

ホロスコープ上の木星は、あなたが幸運を手にするために欠かせない態度を表しています。また、どのような価値観を大切にしているのかをみることができます。

木星はあなたの運や、チャンスを発展させる可能性を秘めていると言えるでしょう。

【木星のキーワード】

拡大・発展・善意・寛大・思想

 

土星 ♄

土星は試練と制限を表します。あなたに与えられた試練は、乗り越えるべき課題であると考えられます。そして、意識的にコントロールすべき事柄を表しています。

ホロスコープ上の土星は、苦手意識のある分野を表します。時間をかけて苦手なことに向き合っていくことで、人生が開けていくと言えるでしょう。

【土星のキーワード】

安定・管理・制限・努力・試練

 

天王星 ♅

天王星は創造と革新を表しています。人生における突然の変化や、ハプニングを読み取ることができるでしょう。

【天王星のキーワード】

独創性・飛躍・改革・発明・ひらめき


海王星 ♆

海王星は陶酔や幻想、神秘的なことを表しています。あらゆるものの境界線を曖昧にし、夢と現実との区別をなくします。

【海王星のキーワード】

神秘・夢・不確定・陶酔・奉仕

 

冥王星 ♇

冥王星は破壊と再生の星と言われています。絶大なパワーを秘めており、物事が根底からくつがえり、姿を変えてしまうでしょう。

【冥王星のキーワード】

破壊と再生・極限・絶対性・変容

 

これらの10天体があなたの中に存在して、その場面に応じて登場するようなイメージを持ってもよいでしょう。

 

 

ホロスコープの要素:サイン

 

 

 

ここからは、12サインについてご説明します。

 

牡羊座 ♈

12サイン(星座)のスタートに当たる牡羊座は、真の開拓者、パイオニアと言えるでしょう。どんな困難にもめげず、未知のものへ挑戦するのが、牡羊座サインの特徴です。熱しやすく冷めやすいところもあります。

【牡羊座のキーワード 《我有り  I am》】

スタート・新鮮さ・純粋・単純

 

牡牛座 ♉

牡牛座はマイペースで粘り強く、頑固なところがあるでしょう。視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚に優れています。自分の物にしたい、自分の物にしようとするのが牡牛座サインの特徴だと言えるでしょう。

【牡牛座のキーワード 《私は持つ I have》】

物質・五感・反すう・ゆっくり

  

双子座 ♊ 

双子座は好奇心旺盛で、意識を常に外にむけています。フットワークが軽く、切り替えが早いので臨機応変な対応が得意だと言えるでしょう。知識と行動力が双子座サインの特徴です。

【双子座のキーワード 《私は考える I think》】

変化・反応・知性・情報

 

蟹座 ♋

蟹座は母性を表すので家族愛が強く、世話好きだと言われています。少し人見知りなところがありそうです。身内や仲間を大切にし、育てることに熱意を持つのが蟹座サインの特徴です。感情豊かで時に過敏になることもあるかもしれません。 

【蟹座のキーワード 《私は感じる I sense》】

保護・家庭的・慎重・シャイ

 

獅子座 ♌

獅子座は賞賛と尊敬を求めていると言えるでしょう。温かい人柄で周囲に人が集まり、プライドの高いふるまいが獅子座サインの特徴です。人生を楽しむことに長けており、ドラマチックな展開を好む場合が多いようです。

【獅子座のキーワード 《私は志す I will》】

リーダー・クリエイティブ・積極的・自己本位

 

乙女座 ♍

乙女座は分析的、実用的な考えを持ち、人の役に立つことを望むでしょう。細かいことに気がついて仕事が良くできるのが乙女座サインの特徴ですが、時には批判的になってしまうこともありそうです。繊細で神経質な性質を持つ場合が多いでしょう。

【乙女座のキーワード 《私は調べる(分析する) I analyze》】

注意深い・勤勉・効率的・心配性

 

天秤座 ♎

天秤座は何事においてもバランスを重視する傾向が強いでしょう。公平な立場を重んじ、正義感が強いのが天秤座サインの特徴です。平和的な人間関係を望んだ結果、相手にあわせようとし過ぎて、優柔不断だと思われてしまうかもしれません。

【天秤座のキーワード 《私は計る(比較する) I weigh》】

気配り・協力的・社交的・公正

 

蠍座 ♏

蠍座は深い感情を持ち、特定の対象に徹底的に取り組む性質を持つでしょう。特定の相手には強い力で感情を注ぎますが、それ以外には淡々としている傾向があるのが蠍座サインの特徴です。感情をため込んでしまうことがありそうです。

【蠍座のキーワード 《私は求める I desire》】

秘密主義・忠実・所有・情熱的

 

射手座 ♐

射手座は大らかな人柄で教師的な面を持ち、哲学的な考え方をする性質だと言えるでしょう。楽天的で未来志向が強いので、後先を考えないところがあるのが射手座サインの特徴です。現実世界より夢を追いかける冒険家のような傾向もあるでしょう。

【射手座のキーワード 《私は理解する I understand》】

フレンドリー・自由を愛する・知識が豊・楽観的

 

山羊座 ♑

山羊座は管理する性質に優れています。野心的で上昇志向が強い努力家です。責任感が強く、完成された仕事をするプロと言えるのが山羊座サインの特徴です。現実的で、利益のない関係には興味がないかもしれません。

【山羊座のキーワード 《私は使う(使役する) I use》】

実用的・現実的・我慢強い・保守的

 

水瓶座 ♒

水瓶座は常識にとらわれず、独立性を重んじる性質を持つと言えるでしょう。他者の個性を尊重するので誰にでも公平に接し、特定の関係に肩入れすることが少ないのが水瓶座サインの特徴です。冷静な態度が冷めていると感じられるかもしれません。

【水瓶座のキーワード 《私は知る I know》】

個人主義・反抗的・独創的・客観的

 

魚座 ♓

魚座は共感的で同情的な性質が大きく現れる傾向があるでしょう。相手の気持ちを自分の事のように感じ、相手を尊重するあまり自分を犠牲にしてしまうこともあるかもしれません。奉仕的で癒しの能力を持つのが魚座サインの特徴です。

【魚座のキーワード 《私は信じる I believe》】

感受性が強い・夢想家・あいまい・自己犠牲

 

ホロスコープを構成する天体とサインについて基本的なことをご説明しました。ホロスコープでは、ハウスやアスペクトなども大切な要素ですが、今回は初心者向けに、天体とサインだけで占う方法を解説します。

 

ホロスコープを使った占い方

ホロスコープを使って、その人の性質を占ってみましょう。

先ほどご紹介した10天体と12サインは、その人の個性を表します。

ホロスコープを作成して、天体とサインを確認しましょう。あなた自身のものでも良いですし、兄弟や家族の方がわかりやすく感じる場合もあるかもしれません。

まずは、水星、金星、火星から考えてみるのがおすすめです。

なぜなら月はあなたの無意識を司り、反射的・反応的な性質を表すので自分自身のことを客観的にとらえるのが難しい傾向があるからです。ただしあなたの親や兄弟姉妹のことは、月を見るとわかりやすいかもしれません。月は外の顔ではなく、プライベートな空間で見せる顔でもあるからです。

また、太陽は生まれつきの性格ではなく努力して手に入れるものですので、困難を感じてしまうこともあり、わかりにくい場合が多いからです。

 

月を見る場合に注意していただきたいのは、出生時間がわからない場合です。月はおよそ2時間に1度移動します。出生時間を12時にしてホロスコープ上の月の位置が23度以降の方は、次のサインの可能性を考えてください。

出生時間がわからない方で29度に位置する天体がある場合は、23時59分のホロスコープを作って確認すると良いでしょう。

 

 

水星は知性やコミュニケーションです。あなたが勉強や仕事をしたり、人と交流したりするとき、どのような方法や考え方の傾向があるかを見ます。

例えば水星が牡羊座にある人は、勉強や仕事においては新しい分野に興味を持ち新規開拓には熱心に取り組みます。しかし熱しやすく冷めやすいので、同じことを長く続けるとやる気を失う場合が多いと言えるでしょう。

コミュニケーションが必要な場面においては、知らない相手と話すことが苦にならず、アクシデントにも強い傾向だと考えられます。

 

金星は、恋愛や趣味、好きなことを見ます。

例えば金星が牡牛座にある人は、安定した恋愛を望むでしょう。2人の関係性は穏やかで長く続いていく傾向です。ただし独占欲が強いと感じるかもしれません。

五感に関係することが好きで、例えば食べることにこだわったり、肌触りの良い衣服が好きだったり、香りに刺激されることが多かったりするでしょう。

 

火星は行動力を表します。何か欲しいものがあるとき、どのような方法を取るのか、やる気が起きるのはどのようなシチュエーションなのかを見ていきます。 

例えば火星が双子座にある人は、落ち着いているとは言えないようです。色々な方面に興味を持って器用に取り組みますので、ひとつの事に集中するより、同時進行で二つ三つと行う方がうまくいく傾向でしょう。

 

このように、天体とサインを組み合わせてホロスコープ上の人をイメージしていきます。

天体が役者、サインはシナリオ。

あなたの中にある天体が、どんなシナリオで登場するかを想像してみてください。

 

知人や友人との違いを考えるとわかりやすいかもしれません。誰とでもすぐに話ができる人、初対面の相手が苦手な人、相手の年齢や職業・学校などが気になる人など様々です。コンビニで新製品を必ず手にする人、決まったものを買う人、レストランやカフェに行く前に必ず口コミをチェックする人など、あなたの行動はすべての人に当てはまる訳ではありません。

 

あなたと誰かの違いを感じたら、そこから紐解いていきましょう。

 

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まとめ

ホロスコープに表される天体とサインについてご紹介しましたがいかがでしたか。

ホロスコープには他にも色々な要素が表されていますが、基本は天体とサインです。

あなた自身と周囲の人との違いが理解できると、相手の考え方を認めるのが楽になります。さらには、あなた自身を大切にすることにもつながります。

この記事を読んで、ホロスコープへ興味をもっていただけたなら幸いです。

 

 

 

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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