タロットカードの小アルカナ【ペンタクルの9】が伝えるメッセージ

はじめに

タロットカードは大アルカナ22と小アルカナ56枚で構成されていて、大アルカナはそれぞれまったく異なる絵柄と意味を持つカードです。

小アルカナはワンド(木の棒)・ペンタクル(金貨)・ソード(剣)・カップ(聖杯)の4つのスートにわかれていて、それぞれ110の数字のカードとペイジ・ナイト・クイーン・キングの人物カードから成り立っています。

このカードの構成はトランプに似ています。トランプに当てはめるとワンドのカードはクラブ、ペンタクルはダイヤ、ソードはスペード、カップはハートです。

今回はこの4つのスートの中のペンタクルの9についてお話ししていきます。

 

大アルカナのカードや小アルカナの人物カードは意味やイメージを掴みやすいのですが、数字のカードは覚えたり捉えるのが難しいイメージがあるのではないでしょうか。40枚のカードの意味を覚えるのは大変だと感じているかもしれません。

しかし、描かれている絵が持つ意味、数字の意味から紐解いていけばわかりやすいと思います。また、絵と数字の意味を理解すると、同じスートの中の別の数字のカードのことや他のスートの同じ数字のカードが理解しやすくなるはずです。

 

 

小アルカナ【ペンタクルの9】のタロットカードが持つ基本的な意味

ペンタクルって?【ペンタクルのスートが持つ特徴】

ペンタクルとは元々、一筆で描かれた星のマーク(五芒星)のことを指します。タロットカードには、その星のマークが描かれた金貨として登場するので、ペンタクルは「金貨」「コイン」または「護符」のカードとされています。

主に金貨やコインとして理解するのが、イメージも掴みやすいでしょう。

金貨やコインはお金ですから、このペンタクル のカードは物質を象徴します。

そして、四大元素のエレメントでペンタクルは地(土)です。足が地につく、土台がしっかりするといった意味になります。

「物質」「土台がしっかりする」この2つを組み合わせれば、ペンタクルのカードが物質的に恵まれた状態を表すカードになると理解できますね。

小アルカナのタロットカードの数字の持つ意味【9が持つ特徴】

カードの数字でわかりやすいところでは、1のカードが表すのは「スタート」ということでしょう。

他の数字にも固有の意味があります。

スートの意味を理解し、数字の固有の意味がわかれば小アルカナのカードの意味を全部覚えなくてもカードの持つ意味は理解できますね。

ここですべての数字の説明はしませんが、98から続いている数字であり、8で得たスートの力が個人に反映されてくることを示しています。そして9は完成である101つ前の数字でもあるので、達成の目前である数字です。

 

大アルカナで9のカードは「隠者」です。隠者は人間が成長した最終形態のイメージで、小アルカナの9とも関連しています。大アルカナの10は運命の輪で、すべてが完成し次のサイクルへ向かうことを意味しているので、小アルカナでも同じような読み方ができるということです。

数字から見るペンタクルの9のカードの意味

 

スートが意味する物質、エレメントが表す土台、そして数字の9が表すスートの力が個人に反映されてくることを組み合わせて読むと、お金や物質的なものを手に入れる最高に高まり、さまざまな恩恵を受けられる時が来ている、となります。

小アルカナ【ペンタクルの9】のタロットカードが持つ正位置の意味

キーワード:経済的な安定、独立、コツコツ積み上げてきた結果、成功

今まで説明してきた通り、ペンタクルの9のカードは物質的に恵まれることを示唆するカードです。

手に入れる富は、一攫千金的なものではなく、地のエレメントに基づく「地に足がついた状態」で得るものですから、今までの努力の結果として成功を収め、豊かになると読み取れます。

才能が認められ、魅力が受け入れられ支援してくれる人が表れるというような意味で読むことができます。 

いずれにしても、成功して富を手に入れることを示すカードであることには変わりありません。今まで努力してきた結果として手に入れた豊かさですから、単なるラッキーではありません。実の伴った成功です。

小アルカナ【ペンタクルの9】タロットカードが持つ逆位置の意味

キーワード:才能の模索、自信が欲しい、消費

せっかく今まで努力を積み重ねてきたのですから、それが無駄にならないように他の人からの援助や協力は遠慮せずに受けるようにしましょう。

頑張ってきた自信があるだけに、自分だけの力でどうにかできると思うかもしれませんが、応援は素直に受け取りいつか機会が訪れたときには、他の誰かを援助して幸運をめぐらせると良いでしょう。それによって豊かさはめぐり、多少遠回りになったとしても自分のところに戻ってくるはずです。

恋愛でみる小アルカナ【ペンタクルの9】タロットカードの持つ意味

キーワード:玉の輿、自立した相手、満たされる関係

物質的に恵まれた状態を表すペンタクルのカードを恋愛という視点で見ると、物質的にも精神的にも満たされるような恋の暗示です。特に女性であれば玉の輿にのるような出会いがあるかもしれません。

男女関係なく、このカードが出た時は素敵な相手との出会いがあることを示唆しています。

恋愛中であれば、ペンタクルのカードの「地に足がついた状態」と9の意味する「達成の目前」を当てはめてみると恋人と関係が発展する時期に来ていることを表します。

片思い中の人であれば、想いが実ることも考えられます。

 

逆位置で出た場合は、相手と自分の気持ちにズレがあることに気づいてしまうかもしれません。自分が相手を想うほど自分のことを想っていないというようなズレです。

とはいえ、その相手とうまくいかなくなるというわけではありません。気持ちのズレはそのズレの大きさを縮めることができます。

相手ときちんと話し合い、できるだけ気持ちのズレを埋めるようにしましょう。

実際に占ってみましょう【ペンタクルの9】ワンオラクルの結果

タロットカードを1枚だけ引いてその結果を読むのがワンオラクルです。初心者でも占いやすく結果も読み取りやすいので、78枚すべてのカードを使って占うことに慣れるのにも良いでしょう。

相手は自分のことをどう思っているのか、この先自分たちはどうなるのかなど結果のリーディングがしやすいテーマで占うといいでしょう。

あの人は私のことをどう想っているの?【ペンタクルの9】が伝える相手の気持ち

正位置の場合

相手はあなたに対してずっと好意を抱いていたようです。その想いが実り、幸せを感じています。ですから、相手はあなたのことをきっと大切にしてくれるでしょう。

物質的にも精神的にもあなたを満足させてくれるはずです。

素敵な贈り物があったり、ちょっといいレストランでデートをしたりと、お金が絡むことでもあなたのことを満足させてくれるでしょう。

逆位置の場合

相手の思いはこれからのあなたの行動次第で好転していくことも、もしくはお互いに別の道を進むこともあるでしょう。

相手の様子をよく見て自分のとるべき行動について考えましょう。

2人の未来はどうなるの?【ペンタクルの9】が伝える相手の気持ち

正位置の場合

四大元素においては地のエレメントであるペンタクルのカードですから、恋愛においてもカードの意味は「積み重ねてきたことが実を結ぶ」です。

一目惚れのようなドラマティックな展開はなさそうですが、心に秘めている相手がいるのであれば、恋が成就しそうです。

話もしたことがないような関係の人とは何も起こりません。あくまでも以前から好意を抱いている相手との恋の成就です。

また、周囲の人からの応援やバックアップを受けることができそうなので、そのチャンスを見逃さないようにしましょう。

すでに付き合っている人がいる場合は、相手との豊かな時間が続きます。周囲の人たちに対する感謝の気持ちを持ち続けていればきっと幸せが訪れるはずです。

まだ出会いのない人であれば、良い人を紹介してくれる人が現れるかもしれません。

逆位置の場合

逆位置が出た場合、今は好機ではないかもしれないです。

仕事が忙しくて一緒にいる時間が取れない、2人だけになれない、協力してくれる人がいない等チャンスに恵まれない状態です。

また、相手にはあなたがもっと積極的になって欲しいと思う気持ちがあるかもしれません。お互いの関係を深めるためのきっかけを作る努力や工夫が必要です。

待つだけでなく自分からアプローチすれば状況の打開ができるかもしれません。

実際に占ってみましょう【ペンタクルの9】ツーオラクルの結果

ワンオラクルに慣れたらツーオラクルにチャレンジしてみましょう。2枚のカードを使うので、リーディングがワンオラクルよりも若干複雑になります。

その分、具体的な結果が得られます。

複数カードの中でも占いやすいツーオラクルの占い方とリーディングを紹介します。

スプレッドの方法【ツーオラクル】タロットカードの占い方

ツーオラクルは複数カードの占いとしては非常にベーシックなスプレッドです。

カードを裏向きにしてシャッフルして、心の中で質問の内容を唱えながらカードを2枚引いて左右に並べて置きます。

左のカードが質問に対する結果、右のカードが対応策です。

左のカードにペンタクルの9が出た場合は、ワンオラクルと同じ読み方ができます。

12人の未来はどうなるの?

左:ペンタクルの9の逆位置、右:教皇の正位置

結果:現在の2人は微妙にすれ違いが起きているような状態です。相手の仕事が忙しかったり、相手に余裕ができたときに自分の仕事が忙しかったり、なんとなくすれ違い関係がうまくいきません。

対応策:教皇のカードは立場の弱い人に対する寛大な精神を表すカードです。頼りになる協力者の存在が見え隠れします。自分が相手との関係で悩んでいることを信頼できる相手との共通の知り合いに相談してみましょう。援助の手を差し伸べてもらえるはずです。

2:あの人は私のことをどう思っているの?

左:月の逆位置、右:ペンタクルの9の正位置

結果:月の逆位置は徐々に物事が良くなっていくことを表すカードですから、今まで相手はあなたに苦手意識を持っていたかもしれませんが、それが誤解であったと思い始めています。

対応策:相手が徐々に好意を抱いてくれている状態なので、焦らず相手との会話を大切にして距離をどんどん縮めていくといいでしょう、ペンタクルのカードは物質を象徴するカードなので、何かしら相手から贈られることがあるかもしれませんが、それを喜び大切にすると一層相手からの好感度が高まります。

一気に燃え上がるような恋に発展することはありませんが、ゆっくりと確実に相手との関係を深めていけるでしょう。

まとめ【ペンタクルの9

数が多く、難しいイメージの小アルカナのカードですが、それぞれの絵柄の持つ意味、エレメントの意味、数字の意味を組み合わせれば決して難しいものではありません。

また、タロットカードはイメージやインスピレーションを大切にするものですから、それぞれのカードの意味を少し頭に入れたらカードを見て、そこから感じるイメージを大切にしましょう。

ペンタクルの9のカードを見てどのような印象を持ったでしょうか?

その印象は、カードの持つ意味とそれほどかけ離れてはいないはずです。

恋愛や結婚であれば、玉の輿にのれる、お金に何不自由ない結婚ができる、あなたに魅力を感じる人が現れるといった意味になりますし、仕事やビジネスにおいては、あなたの才能を認めてくれる人や支援者が現れるとなり、総じて幸運のカードと言えるでしょう。

そして、その幸運は今までのあなたの努力の結果であり、これまで頑張ってきたからこそ手に入れることができる豊かさです。

逆位置が出たとしても、強いマイナスの意味ではありませんから、あきらめずに努力を続けていけばきっと道が開けてくるでしょう。

 

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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