タロットカード占いでスリーブを活用しよう!種類などを紹介!

はじめに

  

タロット占いをしてみたいと思った時、最初に揃える物は、タロットカードそのもの、あるいはタロットカードが付録として付いている書籍、なのではないでしょうか。

 

最近では、一般に販売されているタロットカードの種類や選び方、使い方についての情報も広く普及しており、インターネットなどで手軽に入手することができます。

 

ところであなたは、タロット占いで必要なものは、タロットカードだけと思っていませんか?

 

実は、カード以外にも、ある物を使用することによって、タロットカードをもっと優しくいたわることができ、より快適に占いを楽しめるようになるのです。

 

この記事では、そのある物について、その種類や選び方、使い方などを詳しくご説明します。

  

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タロットカード占いで用いるスリーブとは?何の目的で使うのか?

  

タロットカード占いの練習を積み重ねているうちに知識が深まってくると、自分のことだけでなく、家族や友人などのことも占う機会が増えてくるものです。

 

けれどもそのようにして、タロットカードをシャッフルしたり並べたりする作業が増えると、次第にカードの劣化が進んでしまうこともあるかもしれません。

 

つまり、どんなに手を清潔に保ち、気を付けて使っていても、やはり使用する回数が多いとカードに汚れが付いたり、擦り傷ができてしまったりする場合があるのです。

 

なぜならタロットカードは、大抵の場合は紙製で、必要以上の厚みもありませんし、特殊な加工も施されていないからです。

 

そこで、少しでも良い状態に保ちながらタロットカードを長く愛用していけるようにと今回おすすめするのが、スリーブというものです。

 

スリーブは、カードプロテクター、あるいはデッキシールドとも呼ばれており、一般的に紙でできている各種カードを保護するために用いられます。

 

このスリーブを用いることによって、カードに汚れや傷が付いたり、折れ曲がってしまったりするのを防ぎ、より一層浄化された状態で気持ち良く占うことができるのです。

 

また、シャッフルをしやすくすることによって、より精度の高い占いを実現するためにも、ぜひスリーブを使うことをおすすめします。

 

タロットカードに使うスリーブの種類

  

スリーブは、サイズや手触りなどによって、様々な種類があります。

一体どのようなタイプのスリーブがあるか、ご説明しましょう。

 

【タロットカードのスリーブ】サイズの種類

 

主にライダー・ウェイト版をはじめとする、一般的なサイズ(約70mm×120mm)のタロットカードに合う大きさのスリーブがあります。

 

その他、小さめのサイズ(約59mm×86mm)のタロットカードに合うスリーブもあります。

 

【タロットカードのスリーブ】触感の種類

  

ソフトタイプは、触り心地が柔らかいスリーブ。

 

薄めにできているため、簡単にめくれるのも特徴です。

 

ハードタイプと比べると、安価です。

 

 一方、ハードタイプは、硬めのスリーブ。

 

厚めにできているため、カードを保護する力が強く、ソフトタイプと比べると、価格は高めです。

 

スリーブ同士がくっつきにくいので、シャッフルしやすいという特徴があります。

 

また、マットタイプというのもあります。

 

表面にツヤ消し加工が施されているため、ザラザラした触感になっているスリーブです。

 

滑りにくく、触り心地が良いと感じる人も多いです。

 

また、カード同士がくっつくことを防ぐことができます。

 

ただし、ツヤ消し加工をしてある分、カードの見た目が、やや曇りがかったような感じになる可能性はあります。

 

【タロットカードのスリーブ】その他の種類

  

OPP製は、透明度が高く、ハリやツヤ、光沢が際立っており、カードを入れると高級感が出るスリーブです。

 

一方、CPP製は、万が一、カードが引っ張られた時でも強度が強いため、引き裂かれる危険性が低くなるスリーブです。

 

CPP製は、透明度が下がってしまうという難点もありますが、手触りが柔らかく心地良いという長所もあります。

 

また、ここまでご説明してきたスリーブだけではカードを保護する力が不十分だと思われる場合は、インナースリーブやオーバースリーブといった種類のものを重ねて使い、補強することもできます。

 

インナースリーブは、カードを収める1枚目として使用するもので、これまでご説明してきたスリーブと比べると、ひとまわり薄めにできています。

 

一方、オーバースリーブは、他種のスリーブの上に重ねて使うもので、やや大きめになっています。

 

さらに、サイズによっては横入れタイプのスリーブもあります。

 

横入れタイプだと他のスリーブを重ねやすく、便利です。

 

タロットカードに使うスリーブの選び方

 

いろいろなタイプのスリーブがあると分かったところで、今度は実際にどんなスリーブを選べば良いか、見ていきましょう。

 

まずサイズについてです。

 

一般的なサイズのタロットカード(約70mm×120mm)の場合は、「タロットカードサイズ対応」、「タロットカードサイズ用」、あるいは「タロットカードサイズ」と明記してある商品を選べば、どれもぴったりフィットする仕様になっているので、間違いないでしょう。

 

小さめのサイズのタロットカード(約59mm×86mm)については、上記のように表記されているスリーブは探しにくいので、カードのサイズを事前に把握した上で、そのサイズが対象であることが明記されている商品を選ぶようにすると良いです。

 

次に、触感についてです。

 

カードをめくりやすくしたい場合は、ソフトタイプを選ぶようにすると良いでしょう。

 

あるいは、マットタイプを選んでみても、カード同士がくっつきにくくなるため、めくりやすくすることができます。

 

手で触っているうちにカードがベタベタしてくるのを防ぎたい場合にも、手触りがザラザラしているマットタイプは適しています。

 

一方、大人数で占う等でシャッフルをする回数が多く、カードが折れ曲がる心配がある場合は、丈夫なハードタイプを選んだ方が良いです。

 

最後に、見栄えについてです。

 

なるべくカードの見た目が変わらないようにしたい場合は、透明度が高く高級感のあるOPP製のスリーブを使うようにしましょう。

 

そうすることによって、カード本来の質感を損なうことがなくなり、その手触りやイラストの美しさを堪能することができます。

  

タロットカードに使える市販のスリーブ

 

 タロットカードに使えるスリーブの種類や選び方について分かってきたところで、実際にどのようなスリーブが市販されているか、見てみましょう。

 

まず、一般的なタロットカードのサイズ(約70mm×120mm)にぴったり合うスリーブについて、ご紹介します。

 

ウルトラプロ 70×120mmタロットカードサイズ用スリーブ

 

ボードゲーム・カード用スリーブを一般的なタロットカードのサイズに合うようアレンジした透明無地素材です。

 

ネット上では、「大きさが丁度良い」という評判が見受けられます。

 

また、タロットカード用スリーブとしては珍しいハードタイプで、しっかりした強度があるのも特徴。

 

その分、ソフトタイプに比べて高価格になっています。

 

ブランドは、トレーディングカード供給シェア世界一と言われるウルトラプロです。

 

【タロットカードサイズ対応】 CPP0.1mm厚ハードぴったりボードゲーム用スリーブ【横72mm×縦121mm】しょうねんスリーブ

こちらも、ボードゲーム・カードに限らず、一般的なタロットカードにも使えるもので、大きさもぴったりしている上に、厚みも十分ある透明無地素材です。

 

ネット上の口コミによると、フィット感に定評があるようです。

 

ボードゲーム用スリーブ ハードタイプ「タロットサイズ・ハード」

 

購入客から寄せられた多くの要望に応じ、ボードゲーム用として販売されているスリーブを、タロットカードに合わせたサイズにアレンジしたもの。

 

さらに多くの要望により、ハードタイプで発売されています。

 

ぴったりスリーブ タロットカードサイズ 透明ソフトタイプ (72mm×123mm)

 

OPP製なので、ハリのある透明無地素材。

 

厚さは0.03mmと、やや薄めなソフトタイプなので安価ですが、その分、強度は低いです。

 

ブランドは、「青雲商店」です。

 

【タロットカード対応】フルアヘッドオリジナルスリーブ(72mm×123mm)

 

こちらも透明無地素材。

 

ソフトタイプなので安価ですが、強度に関しては低い方です。

  

次に、小さめのタロットカードのサイズ(約59mm×86mm)にぴったり合うスリーブもご紹介します。

 

カードプロテクター インナーガードJr

 

透明度が高く、薄手でフィット感も抜群なので、汚れが入りにくくなります。

 

二重にして使うことで、カード本体が傷つきにくくなります。

 

発売元は、ジグソーパズルも販売している、「株式会社やまのん」です。

 

トレーディングカード スモールサイズ用「トレカプロテクト」 インナーハード

 

厚さが0.1mmとなっているハードタイプなので、硬く丈夫にできています。

 

透明度も抜群です。

 

スリーブを多重使用する際の1枚目として使うのに適しています。

 

スモールカード用 プロテクト ジャストタイプ(クリア)

 

60mm×87mmサイズで、厚さが0.05mmの透明スリーブ。

 

このスリーブをつけたままの状態で、同社が発売している「9ポケットシート」という収納シートにしまうこともできます。

 

トレーディングカード スモールサイズ用「トレカプロテクト」 ヨコ入れジャストタイプ

 

カードを横から入れることができるため、他のスリーブと重ねると、きれいに仕上がります。

 

透明度や耐久性もバッチリです。

 

スモールカード用 プロテクト ハードタイプ(クリア)

 

厚みが0.1mmとなっている透明スリーブ。

 

先ほどご紹介した「ジャストタイプ」と重ねて使うこともできます。

 

スモールカード用 プロテクト ソフトタイプ(クリア)

 

ソフトタイプでありながら、厚みが0.1mmある透明スリーブ。

 

先ほどご紹介した「ジャストタイプ」と重ねて使うこともできます。

 

ゲームカード用ホルダーS

 

厚さが0.1mmとなっている透明スリーブです。

 

購入前に、外袋に手持ちのカードを当てて、入るかどうかを確認できるようになっています。

 

ネットの情報によると、100円均一販売で有名なセリアで扱われているようです。

 

タロットカード占いでのスリーブの使い方

  

このようにいろいろ販売されているスリーブの中から、ご自分の目的に合ったものを選んだら、使い方も工夫してみましょう。

 

まず、複数のスリーブでカードを保護する際に、重ね方のコツがあります。

 

1枚目のスリーブについては下から入れ、2枚目は上から入れるようにしましょう。

 

さらにカードをしっかりと保護したい場合は、3枚目のスリーブを下から入れます。

こうすることによって、小さなゴミが混入するのを防ぐことができるのです。

 

きれいに重ねたいということであれば、横入れタイプのスリーブを1枚混ぜて使うのも良いでしょう。

 

作業中は、空気を抜きながら進めるのがポイントです。

 

さらに、シチュエーションによって使うスリーブを変えるのも、おすすめです。

 

たとえば、ハードタイプについては、実際に占いをする際に使うことによって、カードが折れ曲がることを防げます。

 

一方、ソフトタイプについては、薄めにできているため、1枚目に重ねるインナースリーブの代わりに使うことが可能ですし、カードの保管用に限って使用するという手もあります。

 

ソフトタイプのスリーブに入れ替えて保管すれば、カードがかさばって収納する場所に困るということもなくなります。

 

ただ、その都度カードを別のスリーブに入れ替えるのが面倒だという方もいらっしゃることでしょう。

 

その場合は、もしケースの蓋が浮くなどして、カードが収まりきらなくなったら、ゴム製品等で外から補強するのも一案かもしれません。

  

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まとめ

 

ここまで、タロットカード占いで使えるスリーブについて、使用する目的、様々な種類や市販品、選び方や使い方についてご紹介してきました。

 

ボードゲームを経験したことがない方の中には、スリーブというものがあること自体、ご存知なかった方もいらっしゃるかもしれません。

 

そのような方にも、スリーブを使うメリットと、使い方や選び方を工夫する方法について、少しでも詳しくお伝えできたようでしたら何よりです。

 

そしてもし、この記事を読んで、スリーブを活用したいと思う方がいらっしゃれば、ご自分の予算の範囲内で、使用目的を最大限に満たしてくれるスリーブを選んでみましょう。

 

このようにして是非、大切なパートナーであるタロットカードを優しくいたわってあげてください。

 

そうすることできっとタロットカードも、みなさんの優しい気持ちに応えて、より良い毎日を過ごせるよう、そっと励ましてくれるはずです。

 

この記事を書いた人
ルナファクトリー編集部

タロットカードに関する情報を初心者向けにわかりやすく解説していきます。

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