作成日:2023年11月22日
更新日:2023年11月22日
【タロット好きな人必見】タロットカードを簡単に作成する方法
はじめに
タロットカードを購入する際、自分の好きな絵柄や理想とするデザインが販売されていないことがあるかもしれません。
自分で好きな絵柄やデザインのタロットカードを制作するのがベストなのでしょうが、絵が描けなかったり、センスに自信のない方もいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、デザインや印刷などサイトを利用して簡単にタロットカードを制作できる方法があります。
制作の過程や制作するにあたっての注意、販売方法もこの記事で紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
タロットカードを簡単に作成する方法
タロットカードの製作の入り口は、まず素材探しと作成です。
しかし最初から作るとなると、ノウハウや情報収集などで、制作の段階で途方に暮れてしまうことから、手作りのハードルは高いこともあります。
そこで時間をあまりかけずになるべく簡単にタロットカードを作りたい方に向けて、いくつか方法を挙げておきます。
ツールやテンプレートを利用する
■オリジナルカード.com
代表として、ネットで楽にオリジナルタロットカードが作れてしまう「オリジナルカード.com」様のご紹介です。
こちらはトランプ・カルタ・タロットカードなど自分が好きな写真や画像をカードの挿絵として、自分だけのオリジナルカードゲームが作成できます。
ギフトケースも扱っていることから、思い出や記念品として贈答用として使用されることもあります。
利用としては、ルールに沿って好きな絵柄や写真をアップロードし、カードの枠に絵柄や写真を挿入するといったとても簡単な作業です。
ネットで作業を行うので、特別なアプリケーションや技術も不要ですし、サイズもあらかじめ決まっていることから、設計の必要もありません。
完成したら、あとはデータ入稿して業者様がチェックをしてくれます。
制作・作成以降の工程である、印刷も断裁も納品も、何もかも業者様が一手に引き受けてくれるため、とても手軽で安心して任せられます。
金額の目安としては、タロットカードの場合は1セット5000円程度です。
特徴としては、1セットからでも受注可能ですので、とてもリーズナブルな価格でタロットカードの制作が可能となります。
手作りのハードルをなるべく低くしたい方にはぜひこちらが一押しです。
■印刷通販ネットショップ プレストークダイレクト
カードを本格的にデザインしたいという方に、印刷会社様が無料でテンプレートを提供しているプレストークダイレクト様のご紹介です。
こちらの業者様があらかじめカードのサイズを決めているので、先ほどの業者様同様、設計は必要ありませんが、仕様やカードサイズならびに紙の厚さ・種類まで選べます。
このようにカードの仕様の選択の種類が豊富にありますので、自分のイメージや理想にぴったりなタロットカードが作成可能です。
ただし、選択や加工によっては、当初の金額から大幅に金額が釣り上がってしまう可能性がありますので、見積もりはしておきたいところです。
さらには、こちらの業者様のテンプレートはダウンロードの際、アプリケーションの選択もあり、
・「Adobe」だとAdobe IllustratorもしくはAdobe Photoshop
・「Microsoft」だとMicrosoft WordもしくはMicrosoft PowerPoint
の4つのアプリケーションデータのダウンロードが可能ですので、日頃から使用しているソフトで作成ができます。
また文字も自由に入れられるため、自分好みの文字体裁やレイアウトのデザインができます。
タロットカードの絵柄や文字のデザインを自分で行いたい場合は、こちらの業者様を利用してみるのもいいでしょう。
タロットカードの人気のフリー素材集
自分で作りたいものの、画力やセンスに自信のない方にはもってこいのフリー素材のサイトをご紹介します。
フリー素材のメリットとしては、プロやアマの作家さんが描いた絵柄や写真をサイトで見ることができ、自分の気に入ったデザインの選択ができますので、手間も負担もありません。
さらにはダウンロード後も、オリジナルでは何か物足りないと思った時には、自分で加工やアレンジもできますので、より自分好みのタロットカードの制作が可能となります。
フリー素材の王道「イラスト・フォトAC」
まずは何と言っても代表的なフリー素材と言えば、ココ「イラスト・デザイン・フォトAC」でしょう。
たくさんのイラストレーターが集っているので、何百種類の絵柄が用意され、すぐに自分好みの絵柄やデザインを選ぶことができます。
さらには同じACグループの「フォトAC」も選択可能で、高品質な写真がそろっていますので、高品質なタロットカードを望んでいるのであれば、写真で制作してみてもいいでしょう。
ただし、デメリットとしては、会員でない場合は一日にダウンロードができる点数が制限されていますので、自由にダウンロードをしたい場合は会員登録が必要です(※会費を払う必要があります)。
選りすぐりの高品質画像やベクトルなら「FREE P!K」
こちらは人目を引いてしまうような美しい画像や絵柄をメインに取り扱っているため、既製品のタロットカードに近いクオリティのタロットカードが制作できます。
同じサイト内で、写真とベクトル(グラフィック)での選択が可能ですので、いちいち行き来する必要がありません。
ベクトルも非常に美しい柄がそろっているため、写真画像で拡大すると画質が落ちてしまうことがあることから、どれだけ拡大縮小しても画質が保てるベクトル画像を選択すると無難でしょう。
ただし、デメリットとして、こちらのサイトの規定が少し厳しめであり、個人で使用する際には必ずクレジットを表記することが前提となっています。
したがって、こちらのサイトでの画像使用前にはきちんと規定を読んでおくべきでしょう。
会員登録不要!無料で何度でも利用可能「ぱくたそ」
こちらは写真素材のみの取り扱いとなりますが、サイトにたどり着くと、会員登録不要なので、すぐにダウンロードができるうえに、何度でも自由に利用可能なため、効率よくタロットカードの制作ができます。
ただし、タロットカードのアルカナでの素材はないため、(タロットカード全体の素材のみ)個別でのタロットカードを制作するには、「正義」「恋人」「月」「太陽」など名詞で個別に検索する必要があります。
ただ理想とするようなテイストの写真は保証できないため、デザインやクオリティにこだわらなければ、非常に便利なサイトだと言えます。
他にも、フリー素材ではなくても課金制の素材(iSTOCKやphotolibraryなど)がありますので、高クオリティなタロットカードの制作を求めているであれば、これらのサイトも覗いてみてはいかがでしょうか。
タロットカードについてサイトやSNSに載せたいときの注意点
自分の作ったタロットカードを誰かに見てほしいという思いもあるでしょう。
そこで、サイトやブログもしくはSNSに載せようとするときに、ネット掲載の注意があります。
ここでいくつか挙げておきますので、ネットでの掲載時に参考にしてみてください。
著作権と肖像権
・自分でタロットカードの絵柄をデザインしたり、制作を行ったりしたものに限っては、著作権は創作した時点で自身に発生しますので、責任をもってネットに掲載する分には大丈夫です。
ただし、人物の写真を利用した場合は、肖像権が発生しますので、対象の人物に断ってから掲載するようにするか、もしくは人物の写真の掲載は避けた方が無難でしょう。
・フリー素材を使用した場合のタロットカードの掲載については、フリー素材のサイトによっては掲載可能であったり、禁止であったりする場合がありますので、掲載前に必ずサイトの規約を読んでから掲載の判断するようにしておきましょう。
・タロットカードにはカードの制作だけではなく、説明文や解説書が伴います。しかし、既製品の解説書やサイトに掲載されている解説書をそのままコピペするのは著作権の侵害になります。
したがって解説書や説明書は他のサイトのコピペしたものではなく、参考程度に留めておき、自分の言葉で書いた文章で作成するのが無難でしょう。
タロットカードをネットや店舗で販売する方法
せっかく作ったタロットカードを他の人にも使ってもらいたいという方は、自作したタロットカードを販売する方法もあります。自分で作ったタロットカードが売れると、自分のセンスやデザインを認めてもらえたような高揚感を味わえますので、販売も考えてみてはいかがでしょうか。
販売する方法はいくつかありますので、いくつか挙げていきます。
自分のSNSやブログで宣伝する
前述のネット掲載に注意さえしておけば、自分のSNSやサイトで是非自作のタロットカードの宣伝をしてみるのも方法の一つです。
ただし、決済に関しては直接のやり取りだとリスクを伴うことが想定されますので、販売は他のツールを用い、自身のSNSやサイトではあくまで宣伝という形にしておいた方がいいでしょう。
外部に委託する
minne
国内最大のハンドメイドマーケットであり、月額使用料無料ですぐに誰でも販売を始められます。
また、minneの公式サイトから販売支援をしてもらえるので、販売に関する知識がない方でも気軽に出品可能となります。
メルカリ
Minneと並ぶ国内最大級のフリーマーケットサービスと言えば、メルカリでしょう。
メルカリの特徴は、出品者が匿名でやり取りができ、サポート体制が万全ですので、取引などのトラブルに対応してくれますので、安心して出品ができます。
ただし、購入者側も匿名での取引が可能であるため、値下げ交渉をしてくる購入者もいるということを前提にしておきましょう。
ミンネやメルカリなどのマーケット系のサイトでは、これらを介しての決済となるため、出品者が入金などの金銭管理をしなくていいのが、最大のメリットだと言えます。
バザー/フリーマーケット
ネットでのやり取りが苦手で、直接タロットカードを販売したい場合は自分の地域やコミュニティを利用して販売する方法もあります。
例えば、学校や自治会のバザー、フリーマーケット・文化祭の出店の販売や、最近では地元のショッピングモールに間借りをして期間限定で販売する方法もあります。
出店での販売のため、接客は必須ですが、タロットカードや占いに興味があるお客様との会話は接客での醍醐味でもあります。
貴重な時間でもありますので、ぜひ直接での出店も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
タロットカードを簡単に制作する方法は、サイトを利用するのがベストです。
印刷会社のサイトからタロットカードのテンプレートをダウンロードして作業を行うか、サイトで直接タロットカードの制作を行い、制作後の工程は印刷会社に依頼するという方法があります。
ただし、解説書に関しては、他のサイトや市販されている解説書をそのまま用いてしまうのは、著作権の損害になってしまいますので、SNSの掲載や制作の際には注意や知識が必要です。
また、せっかく制作したタロットカードを他の人にも利用してもらいたいと考えているならば、ネットや店舗で販売してはいかがでしょうか。
メルカリやminnneでは一般の方でもやりとりができますので、手軽に販売可能ですし、また直接であれば、地域のフリーマーケットやバザーに参加する方法があります。
タロットカードで占うだけでなく、制作してみるのも自身の世界が広がり、かなりロマンティックだといえるかもしれません。